元日以来、2度目のトレンド入りです
ポイエーvsマクレガー第2戦
先日のUFC257で、両者の6年ぶりの再戦が行われました。
第1戦はマクレガーが1分14秒でKOしたため、今回もマクレガー有利の戦前予想。
自分もマクレガーかな…って思いつつ、ポイエーを応援していました。
戦前予想からするとアップセット(番狂わせ)ですが、ランキング的にはポイエーが2位、マクレガーが4位、そしてマクレガーは1年ぶりの試合ですので、番狂わせとは言いにくい。
大晦日の堀口vs朝倉海に続き、カーフキックが勝負の分け目に
1ラウンドはマクレガーがパンチをガンガン当てて、ポイエーが後手後手。かなり押し込まれる時間もありました。
ただ、その中でもポイエーがカーフキックをこつこつ当てていました。
ここらへんは堀口選手とは違いますね(堀口選手は2発で効かせた)。
マクレガーは相変わらずのボクシングの上手さだったので、全力カーフキックなんて打ったらカウンターでKOされてたでしょう。
正直、1ラウンド目を見たら誰しもがマクレガーが勝つと思ったのではないでしょうか。
しかし2ラウンド始まると、少しマクレガーの動きが緩慢になってきて、ポイエーも押し返す展開。
マクレガーがケージ際に追いこんだタイミングで打ったストレートに、ポイエーが強めのカーフキックを当てると、マクレガーが明らかに動きが悪くなりました。
そこでポイエーが畳み掛けて、パウンド連発でレフェリーストップ。
大逆転といっていい内容で、ポイエーが「現役」の強さを見せつけました。
※「カーフ万能」みたいに見えますが、この大会のセミメインカード「チャンドラーvsフッカー」を見ていただきたい
フッカーがカーフキックを効かせる中で、チャンドラーがフィジカル活かしてゴリ押し突破して右フック当てて倒しました。
カーフ効かせてる側が負けた例ですね。万能なのではなくて、堀口選手やポイエーが上手いのです。
ポイエーは堀口選手とチームメイト!
格闘技詳しい方、堀口選手応援メッセージをご覧になった方はご存知、ポイエーはATT所属です。
つまり堀口選手とチームメイトであり、参謀は世界最優秀コーチ「マイク・ブラウン」です。
これでATTはビッグマッチ2連勝。
マイク・ブラウンの名コーチぶり、堀口選手、ポイエーの戦術実行力が際立ちました。
個人で戦ってるように見えて、実はチームで戦ってる
個人競技に見えますが、しっかりチーム戦なんですよね。
マクレガーも引退宣言してからトレーナーを変更してしまったそうで…
ヌルマゴメドフ(現ライト級王者)から「チャンピオンにしてくれたトレーナーを切って、低レベルな相手とスパーリングやってるから」だとぶった切ってました。
個人に見えて、実はチームでやってるってのは仕事にも言えますね。
リモートだと個人でやってる感ありますが、個人事業主1人体制でもなければ必ずチームです。
誰かが自分の抜けてるところをフォローしてくれてるかもしれません。
そこらへん忘れないようにしたいですね。