つみたてNISAは短期売買の仕組みではない

お金の話

ウクライナ-ロシア戦争開始時の相場で、やたら値下がりによって手放す人が多い印象でした

そもそも下げ相場は常に数年単位である

だいたいの本やYou Tubeなんかは株価について「キレイな右肩上がりではない」「上げ下げを繰り返して、長期で見た場合に結果的に上がってる」と親切に言ってくれてるはずです。

でもこの前の下げ相場で手放す人が多かったようで…。

つみたてNISAは読んで字の如し「積立」向けです。つまりは中長期向けです。

短期で見たらそりゃ損する場面はありますよ…胡散臭い商材じゃあるまいし。

中長期で物事を見れない人が多い

思ったより下げに耐えられない人が多いと感じました。

「投資」をわかってるようでわかってないんです。

そもそも、こういう下げ相場で売らなきゃいけない事態を避けるために「余剰資金でやりましょう」ってのが鉄則なわけです。

でもとにかく1円でも損をしたくない人が多いから、下がりだすと不安になっちゃう。そして我慢できずに売る。

投資の本で「少額でもいいから投資を始めよう」っていうのは、この上げ下げの耐性をつけるためでもあります。

自分もとにかくやってみるってのは大賛成だし、実際そうやって耐性つけてきました。

金融商品に関わらず「商品の特性」は理解する

これにつきます。

何のためにその商品を買うのか。

トップスほしいのにパンツの福袋買うような人はいない。

元本保証の商品がほしくて株式の投信買うのも同じレベルでおかしいわけです。

本当に値下がりがどうしても嫌いなら、つみたてNISAではなく貯金ですね。

※実際は価値が年々目減りしていきますが…

資産形成は算数と統計です。時間と投資額と過去データの組み合わせです。

理解、納得してから始めましょう。理解のハードルは決して高くないはずです。

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