セールだったのと、彼らのファンなので読んでみました。
彼らというと、2007年M-1の敗者復活戦からの優勝で大ブレイクした印象ですよね。
でもどういう経緯でそこまでのキャリアを歩んできたのか、要は「M-1前」のサンドウィッチマンってあまり知ってる人がいないと思います。
この本は彼らの半生なので、メインは「M-1前」の話です。
彼らのラグビー部の話とか、そもそもそこまで強い意志で上京したわけじゃないとか、実は2005年まではダラダラやってたのは意外でした。
※くりぃむしちゅーの高校ラグビー部も愉快なメンツだらけでしたが、ラグビー部って面白い人が集まる土壌みたいなのがあるんですかね。まあそもそもこのコンビ2組の時点で凄いですが。
この本で共感したポイントは
・具体的な短期目標を持つと成功する
・一つのことに集中する
というところです。
彼らは「今年(2005年)にテレビ出られなければ辞める」といった具体的な短期目標を掲げていました。見事に、エンタの神様に出演。
短期目標の実現のために、お笑いのみに心血を注ぐようにしたことで、結果を出すことができたと。
彼らは才能の塊みたいに見えますが、そんなことなくて、やっぱこういうプロセスを経てきているんですよね。
それでも05年〜07年で3年連続準決勝で負けているのですから、結果を出すには色々考えなきゃいけないと。
彼らですらこんだけ努力してるんだから、自分は相当に努力しないといけない。そう思わされました。