給料制の弊害

お金の話

おそらく大半の人がかかってるであろうトラップについて

時給換算を忘れる

残業代計算のときは意識してるんですよ。20時間残業したからいくら〜みたいな。

ただ、肝心のお金を使うときに意識しなくなります。

なんだかんだ毎月固定+αで入ってくるので、この範囲内で買える買えないって意識になります。

アルバイトやってた学生時代とかはどうでしたか?

「あのジャケットほしいなー20時間バイトかー」って考えませんでした?

考えなくなっているだけで、実は正社員でも状況は同じです。

ずっと毎月もらえると思っている

いつかは定年」って、ずっと先の話だと思って忘れてしまう。

どうしても未来永劫働けると思いがちですが、確実に定年は迫ってきます。

「そういや役職定年まであと5年、てことは60回しかこの給料ないんだな」って50歳過ぎたところで思い出すわけです。

あるいはもっと遅く役職定年後の55歳で思い出すかもしれません。

60回の給料でできることはたかが知れてます。サラリーマンのほぼMAXである年収2000万円だったとしても、可処分所得でいえば5年×1250万=6250万円

ここから生活費等を差っ引いたら、何も買わないでようやく老後の準備ができるかなってところです。

今も大事だが未来も大事

上記が意識できていないことが、今の高齢労働人口の多さ、生活保護世帯の半分が年金世帯であることからも見て取れます。

本当に準備できてたら働かないでいいですからね。

年金はあるけど、それの中でやりくりする準備ができていない。なので働かないといけない。

先人たちの失敗がわかっているのだから、ちゃんと反面教師にしましょう。

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