MLBとNPB双方のポストシーズン

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BOSTON, MA - MAY 14: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Angels bats during the first inning of a game against the Boston Red Sox on May 14, 2021 at Fenway Park in Boston, Massachusetts. (Photo by Billie Weiss/Boston Red Sox/Getty Images)

ユニコーン大谷翔平のおかげで、MLBについても色々言われる方も増えたので、ちょっと書いてみます

NPBのポストシーズンについて

そもそもはパシフィック・リーグ単独で開催してたのが始まりです。

このときはマリーンズ応援してたのでよく覚えてます。

大まかな理由は「人気がない」「西武ダイエーの2強(近々では近鉄もいたけど)」といったところです。

人気も上げたいし、消化試合をなくしたいという発想からです。

セントラル・リーグはそもそも巨人阪神の2大人気球団があるので、議論にもなりませんでしたね。

日本シリーズまでの日程が緩いので、試合勘の差でセ・リーグがボコボコにされることが多くなってから、両リーグともPS導入といった流れです。

MLBのポストシーズンについて

MLBについてはそもそもチーム数が多く、各リーグに地区があることから、各地区同士でリーグ優勝決めてからワールドシリーズやろうやって流れです。

発端はNPBと異なります。あくまで「地区優勝はトーナメント参戦チケット」って考えです。

その後チーム数増えたので、トーナメント表が大きくなり、消化試合減らそうってのでワイルドカードができたりしたわけです。

※ワイルドカード:地区優勝したチーム以外のうち、勝率が高いチームで枠を争う

ワイルドカードについては、そもそも地区間の平等性を保つという意味合いもあり、NPBの2位3位チームとは意味合いが異なります。

例えばア・リーグ東地区。ヤンキースやレッドソックスがいる地区です。

そもそもレイズも強くて99勝、オリオールズも若手大躍進で101勝。そこに伝統のヤンキースやレッドソックスもいるわけです。

単純に地区優勝ってだけだと99勝のレイズがポストシーズンの枠からは落ちます。

他方、ア・リーグ中地区。ガーディアンズやツインズの地区です。

中地区優勝はツインズですが、87勝です。レイズより12勝少ない。でもポストシーズンは出れる。

勝利数からすると、結構な不平等感ありますよね。

これをある程度解消できるし、勝率も重要になるなら消化試合も減るでしょってのでワイルドカードができました。

同じようで全く違う

という感じで、全く別物です。

特に、地区優勝の位置づけの考え方だけでも念頭に入れてもらえると、違いがわかりやすいんじゃないかと。

これから大谷選手がどこの球団に行くかはわかりませんが、ポストシーズンに進出できるチームに行ってほしいですね。あとヤンキース以外。あそこファンがうるさいから笑

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