前エントリの続きです。
老後資金2000万円って本当に作れない?
2,000万円なんか作れないよ!って人が多いから反発だらけだったのかと思います。
ただ、これも漠然と捉えて「無理」と言っている気がしています。果たしてそんなに難しいでしょうか。
老後資金の作り方(貯金と複利)
現在35歳だと仮定します。定年が60歳だとして、残りが25年。
4万/月の貯金だけでも、1,200万円貯まります。年間100万なら2,500万円となるので、貯金だけでクリア。
ここできーになるのが資産運用です。
老後までは非常に長い時間があります。この時間を活かした複利効果を使わない手はありません。
500万円を20年、年率3%で運用すると、およそ900万円になります。
※複利計算サイト https://keisan.casio.jp/exec/system/1248923562
40歳までに500万用意して寝かしてしまえば、残りはだいたい1,100万円。
40歳〜60歳まで4万/月の貯金をしていくだけで960万円ですので、少し足りないぐらいですよね。4万5千/月の貯金にすると、1,080万円でほぼクリア。
もちろん、この間に資産運用に回せば、貯める額は更に少なくなります。加えて、2,000万円は「夫婦で」なので、パートナーがいる方はもっと楽です。
まとめ
どうでしょうか、そこまで難しくないのでは?自分で貯める額は2,000万円もなくていいんです。
日本は貯金だらけで、資産の配分が偏りすぎています。
もちろんデフレが長かったからというのもありますが、貯金を選択しているわけではなく、資産の配分の仕方を知らない人がほとんどかと。
アメリカは45%、イギリスは35%ぐらいが株式・投資信託です。
※実は金融庁は以前から「資産運用してください」って発表しています。
どうせ国は何もしてくれないからと、自分の未来(パートナーとの未来)についての思考停止するのじゃなくて、どうすれば解決するか考えていきましょう。
「老後まで生きてるかわかんねえし」って人ほど長生きするのが世の常ですしね笑