日本の教育のあり方に言及してる記事があったので、少し紹介したいと思います。
ポイントを抜粋すると、
・公的な権威に弱いのが大きな理由とされているが、実はもっと重要なポイントがある
・学校で、批判的に考える必要がある課題(与えられた情報が、事実と照らし合わせて論理的に正しいかを問う)が与えられてる率が48カ国中ダントツ最下位の12%強(平均は61%)
・そのせいで「先入観なく物事を見ることができない」
・教員ももちろん上記ができないので、教えることができない
といったところですね。
この教育の仕方が問題だって、大学のゼミの講師(アメリカ人)にも教えられました(もう15年前ですが、今も変わらない…)。
そして、個人的にはすごくしっくりきました。
正しさの検証ができない人がものすごい多いんですよね。
ちゃんと情報を世に発信しようとすると、その情報について客観的に検証すると思います(検証結果の正誤はまた別の話)。
「誰々が良いと言っていたから良いんだ!」みたいな発信はしませんよね。
SNSだと、この検証をしない傾向が強いです。リツイートがまさにこれです。
(余談ですが、リツイート機能実装した人はこの傾向の定着を予見していました。初期は引用リツイートしかできなかったのはこれの予防のためですね。シェア争いとかで実装せざるを得ませんでしたが…)
ただ、解消しようにも、今から全国民再教育するわけにもいかず、対処法がないという八方塞がりな状態です。
個人個人で検証する癖をつけるしかないですね(メディアには期待しない)。