新宿のタワマンの事件から
事件の概要
この事件はきのう午前3時すぎ、新宿区・西新宿の自宅マンションで平沢俊乃さん(25)が刃物で刺されて死亡したもので、川崎市の職業不詳・和久井学容疑者(51)がきょう、殺人の疑いで送検されました。
騙される男が悪い?
って風潮もありますよね。
個人的に少しわからんでもない。
20代中盤までの女性が40歳以上の男性を好きになるってのはほとんどありません。ファザコン気質の子だったり、男性が有名人やら金持ちの場合ぐらいです。
ただ、この被害者については結婚を匂わせてるようなので、シンプルに詐欺罪です。
犯罪者が報復されて殺されましたって事件なわけです。
ついに売春フェーズから詐欺フェーズへ
以前までのパパ活の主流は援助交際、つまりは売春でした。
それが頂き女子(懲役9年)の登場あたりから詐欺へと移行し始めました。
昔からこういう結婚詐欺みたいなのはありますが、ここまでムーブメント化してきたのは最近です。
詐欺手法について
なんでこういう風になったのか?というと、ホストがやってる方式を模倣してるのではないかと思われます。
小売で言う薄利多売の真逆で、少数から絞るとれるだけ絞りとる方式です。たくさん抱えるのは難しいですからね。
しかしホストが対象にしているのは「若い女」、詐欺女たちが対象にしているのは「おっさん」という違いがあります。
ホストは「無一文からでも風俗等で大金を産める余地のある人間」をターゲットにするのに対し、詐欺女は「無一文になったらもう大金を産めない人間」をターゲットにしています。大金産める男は散々遊びまくってるので引っかからない。
搾り取ったあとは関係を切る必要がありますが、リスクがあるのは圧倒的に後者です。人生の後が無くなるので。
後がなくなった人間は「無敵の人になる」
失うものがないならそりゃ報復しますよね。
騙される方が悪い悪くないって話は、せめて人生のやり直しがきく範疇で済む場合だけじゃないでしょうか。
何度も言いますが、被害者も立派な詐欺加害者です。同じことやってる人は、犯罪者の自覚は持ってほしいものです。
※殺人を肯定するものではありません。同情の余地がないという話。