日本経済対策の疑問点(Part2)

お金の話

Part1の続編です

嘘3:増税の影響は限定的?そこまで消費は落ち込まない?

まったくの嘘です。

ということで、「まともな識者たちの予想通り」半端ない落ち込みです。

デフレ脱却どころか、デフレ推進をガンガン推し進めるトンデモナイ総理です。

(19年増税の落ち込みは)14年増税のショックを上回る、2011年の東北大震災以来というトンデモナイ水準

https://38news.jp/economy/15058

嘘4:MMTはハイパーインフレを引き起こす?

引き起こしません。詳しくはMMT絡みの書籍を読んでいただければ。

MMT論者の先生方がおっしゃっていますが、そもそもデフレという拒食症患者に向かって、肥満になるぞ!って心配してどうするのかと。

まずはデフレの脱却ではないかと。

嘘5:プライマリーランスは黒字であるべき?(家計と同じ考え方収支>支出)

これが諸悪の根源みたいです。

プライマリーバランスとは、財政収支のバランスですね。債務を返還して、黒字化しようという政策です。

過去にプライマリーバランスを黒字化した国はギリシャ、アルゼンチンだそうです。両国とも経済破綻してますね。。

そもそも民間にお金が流れるには、政府が国債を発行しなければなりません。

政府が国債を発行→銀行がお金を貸す→民間の事業へ支払うといった流れです。政府が債務を背負った分だけ、民間のお金が増えるのです。

つまり、政府の赤字=民間の黒字です。

プライマリーバランス黒字化は逆のことですね。民間を赤字にするよって公言しているのです。

とんでもない目標ですね。

なぜこんなことをしているのかというと、財務省(大蔵省)官僚がインフレ時の施策(インフレ対策)が根底にあって、それを引きずってるのではないかと中野剛志氏は指摘していました。

第3回に続きます(ラスト)

タイトルとURLをコピーしました