大谷翔平が刻んだ記録的な2021シーズン

スポーツ
BOSTON, MA - MAY 14: Shohei Ohtani #17 of the Los Angeles Angels bats during the first inning of a game against the Boston Red Sox on May 14, 2021 at Fenway Park in Boston, Massachusetts. (Photo by Billie Weiss/Boston Red Sox/Getty Images)

あのベーブ・ルース以来の先発投手兼野手というシーズン

兼任の身体的負担は半端じゃない

そもそも先発投手は、登板翌日に運動はほとんどできません。腕も腰も脚も疲労たっぷりだからです。

キャッチボールがせいぜいじゃないでしょうか。

それなのに翌日にはDHで出場するどころかホームランを打つという。

散々コメントで聞いた「信じられない」というのはリップサービスでもなんでもなく素直な感想なわけです。

ベーブ・ルースとは時代が違いすぎる

ベーブ・ルースの時代はベースボールの発展途上段階です。

彼はベースボールを大きく発展させましたが、彼がスーパースターになるころには打者オンリーでした。

それを今の時代にやるのは全くもって異常。

甲子園みたいなトップ選手と他選手のレベル差があるならともかく、世界最高峰リーグです。

もし漫画だとしてもバカバカしくて企画倒れでしょうね笑

プロ野球ファンより、MLBファンのほうが遥かに驚いてる

プロ野球ファンは多分この凄さを正しく理解できていないです。なぜならMLBをダイジェストぐらいでしか見ていないから。

自分はMLBファンなので、

「誰から打ってるんだよ」

「この投手のこのコースはあんなに飛ばせねえだろ」

「泳がされてグリーンモンスター超えるの?」

みたいなのばっかりでした。

アンビリーバブル。

偉大な選手のハイライトではなく始まりのシーズン

多分研究されることになる来シーズンからはかなりきつくなります。

ただ、今シーズンと違うのは

・トラウトもレンドンも帰ってくる(大谷の後ろに強打者がいない状況がなくなる)

・二刀流でのシーズンを完走した実績(ノウハウの蓄積)

・ホームラン競争に出なくてもいい(ホームラン競争出た選手はほぼ調子を落とすため。ソトはおかしい)

といった点があります。研究されるマイナス分を上回るのではないでしょうか。

「ベーブ・ルース以来のシーズンを過ごした選手」ではなく、「ベーブ・ルースを超えた選手」になってくれると思います。

来シーズンも楽しみです。

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