アメリカは4月末期限の自粛宣言を延長せず、各州の判断で自粛一部解除に踏み切っています。欧州もぼちぼち段階的に解除していくといった方向性ですね。
日本も5月中旬に感染縮小傾向の13県の緊急事態宣言解除検討中とニュースに出ていました。
元々アジア系には感染しにくく致死率も低いといった傾向にありますし、アメリカで解除するのであれば日本も解除に動くでしょうね。
※元々どうなったら解除なのか有耶無耶なのは、他国の傾向を注視する意味合いがあるんですかね
経済停止しすぎたせいで世界各国で失業者爆増が問題になっていますが、アメリカの失業者の80%程度は一時的な失業(レイオフ)なのに対して、日本はほとんどが完全失業です。
解除に踏み切るなら早めの判断が良いかと。どのみちワクチン開発完了を待つといったことはできないので。
コロナ→肺炎→死亡という連鎖ですが、肺炎の死者は毎年10万人前後出ています。そもそも肺炎自体の死亡率が高く、コロナがなくても肺炎罹患者というのは相当数いるのです。
これらに対しても日頃から対策されているならまだしも、コロナだから怖がるというのは合理的ではないのかなと思います。
治療薬も有効性があるものが出てきたことですし。
非正規が爆発的に増えた日本で、今失業したら復帰できない方が大勢います。復帰できたとしても、正直まともな給与を貰えるとは考えにくいです。
失業者数と自殺者数には相関関係がある(藤井聡先生の各発表参照)ので、現役世代が多く死ぬことになります。
自粛するのは結構ですが、そもそも国として舵を切るべきは多くの現役世代の生存であって、コロナで犠牲になる少数の高齢者ではないはずです(どちらも助かるのであれば、もちろんそれが最良)。
コロナ自粛解除を訴えると「経済より人の命のほうが大切だろ」という方が多数いらっしゃいますが、経済のほうが遥かに生死を左右します。
一生懸命やってきた店を畳んで、再度出直しってのは難しいのではないかと。金銭ももちろんですが、精神的にも。
ギスギスしたままの世間というのも本意ではないので、早いとこ妥協点を共有できたら良いですね。